MayaLTで反転したサブディビジョンプロキシっぽいものを作成する方法
※MayaLT2017です。
Mayaの入門書を進める中で困ったことがありまして。
『オブジェクトを選択し[メッシュ>スムーズ プロキシ>サブディビジョンプロキシ]オプションを開き~』
…無いんですけど!??
どうやら本家MayaにはあってMayaLTでは省かれている機能が結構あるらしい。
サブディビジョンプロキシもその一つかも。
「じゃあこの本使えないじゃないか(投」
…と思うかもしれませんが、あきらめるのはまだ早いようです。
実はコマンドは使える
Ctrl+Shift+~
このコマンドでサブディビジョンプロキシが生成できます。
リファレンスはこちら↓
ただし、この方法には問題があって。
確かにサブディビジョンプロキシが生成されるんですが、元のメッシュと同じ位置に生成されるため、
「半分だけサブディビジョン表示で半分だけモデリング用のメッシュ」
って状態が作れないんです。
じゃあどうするか?
『反転』しましょう。
反転
X軸で半分になったメッシュを用意しましょう。
コマンドを実行したらアウトラインツリーがこのような状態になります。
SmoothProxyGroupの部分に注目
一例
追加されたメッシュを選択し、[メッシュ>ミラー□]のオプションを開きます。
ミラーオプションで、ジオメトリタイプを『反転』、ミラー軸を『X』に設定してミラーを実行します。
するとこうなる。 あとは分割数などをエディタで調整しましょう。
これで入門書通りの作業ができますね。
めでたしめでたし。